きつかった

今保育園ではコロナ以外の熱出る病気が全部流行っている状況で、
大変厳しい。勘弁して欲しい。

なんかコロナに罹患すると自然免疫が落ちてしまうという研究があって、
今いろんな病気がバカスカ流行ってるのはそのせいだという見方もあるらしい。
最悪。なんだあの病気。

そのせいなのか(我が家は去年一家揃ってコロナに罹った)、
次男がプール熱で熱性けいれんを起こした。

熱性けいれん起こしたのは赤子以来である。コロナの時もならなかった。

保育園から「今40℃お熱があって…」と電話が来た時は駅で叫びそうになった。
夫が保育園に行ってくれることになり、私は長男を学童保育まで迎えに行った。
家に近づくとサイレンが聞こえる。
「ねえ次男だったらどうする?」と吹かす長男。
多分このあと一番ビビったのは長男だ。
私は大昔のちょうどこの頃、色々大変なことになって初めて救急車に乗る羽目になったので
冗談でもそんなことを言われるのが嫌だ。

長男をたしなめつつ家に近づくと、思いっきりうちの前に救急車がおる。

気が遠くなりつつ、急いで向かう。
次男がけいれん起こしたと。
ひとまず呑気に「とまと食べたい!」と叫んでる娘に洗っておいたミニトマトを出し、
涙目になってる長男に「大丈夫だから」と落ち着かせて救急車へ。

次男はけいれん自体はおさまっていたが、視線は合わず、呼びかけの返答もおぼつかない。
話すのもつらそうだ。
夫曰く連れて帰ってきてご飯の準備をしていると、
いきなり手足を振り乱して叫んで床で暴れ始めたらしい。
その光景にビビりながらも救急車呼んでくれた夫には感謝しかない。

病院には私が付き添うことになった。
何度か応答には応えるものの、すぐ意識が切れる。
こわい。怖くて何度も呼びかける。
なかなか病院に繋がらないと何度も電話をかけてくれる救急士さん。
(普通にスマホでかけるんや…)と的外れの感想を抱く私。

何とか街で一番でかい病院に繋がり、救急車が走る。
幼い頃に乗った時のように不安しかない。
「ほら、救急車だよ、今乗ってるんだよ」と話しかけると反応はする。
もう少しで病院だというところでいきなりガバッと起きた。
「明らかに覚醒しましたね!」とどこか嬉しそうな救急士さん。
ここでけいれん症状がおさまったらしい。

ストレッチャーでも起き出そうとして救急士さんにご迷惑をかけてしまったが、
ひとまずよかった。
「ER」と書かれたドアが開かれると、子供の泣き叫ぶ声が響いていた。
え、なにこわい。

子供の泣き叫ぶ声にびびりつつ書類などを書き、先生に見ていただく。
けいれん止めを処方してもらった。
それでもけいれんがまた再発するなら今度は入院らしい。

まだギリギリ、熱性けいれんが出てもおかしくない年齢なので、
再発しなければ問題はないそう。
けいれんは脳が疲れるので寝てしまうそうだ。
ずっと寝てしまっているのでハラハラしていたのだが、よかった。

薬の効果を確認している間、待機。
別のベッドから熱性けいれんの話をしている声がする。
今日は多かったのかな。

うっかりタクシーを頼むの忘れ、次男を抱えて駅まで歩く羽目にはなったが
(大通りだからと甘く見てた。全然いねえ!)
なんとか家に到着。

次の日、20分かけてかかりつけ医の発熱外来予約を勝ち取り、診ていただく。
救急の先生には「インフルだろう(けいれんが出やすい病気だから)」と言われていたが、
インフルは陰性で、アデノウィルスだった。
まだ一回しか打てていないが、インフルエンザはワクチンがガードしてくれたようだ。
ありがとうワクチン。

しつこい熱で4日熱が下がらなかった。けいれんは再発しなかったのでよかった。
本人はすぐ元気になってくれたのでありがたかった。

それにしても、本当にコロナによる自然免疫減退が原因なら、
この先もっとバカスカ病気にかかることも考えられるわけで、
なんとかならんのだろうか。困るなあ…。本当なんなのあの病気。

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